この話にはソウルイーターノット!のネタが使われております。
単行本派の方やアニメ派の方は「?」かもしれません。

でも知らなくてもこの話は読めます。たぶん。

ただ、ソウルイーターノット!に関する質問をされてもMoraには答えられないかもしれません。

その時は御了承くださいませ。

↓読みたい方はスクロールしてちょ・ω・




















「ソウル…、いーたー?」
「そうだけど…」
 私はその紙をふと覗いて驚愕した。この書類は何かというと、その名も"芸名届け"である。
 目の前にいる私の相棒、ソウルが持っていた。
「本気なの?」彼はこくりと首を一回縦に振った。
「…二年間変えられないの分かってる?」
「知ってるよ、何か問題でも?」
 頬杖をついて素っ気なく、彼は応えた。
 当たり前だ、大問題である。大袈裟に言ってしまえば自分の名誉に関わる、と思う。
「だって…」
 一度言葉が詰まったが、言ってやった。恥ずかしいもん。
「いくらEATクラスだからって"魂喰い"は無いでしょ!」
 芸名届けに汚い字で書かれていた名前は、SOULEATER、つまり…魂喰い。こんな変な名前を芸名にするのは、たぶん世の中で彼だけだろう。
 ネーミングセンスが無いのか、わざとなのか、分かったもんじゃない。
「―職人は武器に悪人の魂と魔女の魂を喰わせ、デスサイズを作り上げる…それが俺たちの使命だろ。武器はみんな"魂を喰う"」
 彼は淡々と目的を述べたが、今はそういう問題ではない。
「…毎度毎度戦うときにその名前を呼べっていうの、ソウル君?」
「…マカ」なんでそう苛立ってんだよ、と呆れ顔の彼が此方に視線を向けた。
「自分の名前がそんな適当でいい訳?」
「本名じゃないんだから良いだろ?」
 芸名は本名を明かさないために付けるものだろう!…と突っ込みたくなったが、彼に言っても聞いてくれないと思った。
 たぶん彼は相当なる目立ちたがり屋か、自分の名前さえ隠せれば良いのだと思う。もし後者であったなら、そういう話なら芸名などどうだっていいのかもしれない。
 …だからこそだ。この変な名前をつけたことを後悔させてやろう。
「分かったよ。勝手にすれば?」
「…俺の名前なんだけど」嫌そうに発言した彼は、大きくため息を一つついて、頬にあった手で両目を覆った。
「……」

 作戦開始だ。

「ねえ、ソウル君?」
「何」此方に視線を向けず、強気な声で返答した。
「呼び捨てしていい?」
 もちろん、芸名で。
「別に」少々お怒りだ。だけど、だからこそ口角が上がってしまう。どんな反応をするのだろうか。
「じゃあソウル=イーター、聞くけど」
 彼が眉をひそめたまま振り返った。そして、大きな声で、はあ?と叫んでから呟いた。
「それは…、呼び捨てなのか?」
 彼はかくんと首を傾げる。わざとだろうが、端から見たら可愛いだけだ。
「呼び捨てっていうのは人の名を呼ぶ時に殿・様・君などの敬称を添えないこと。だから、道理に合ってるでしょ?」
「……はあ」
 因みに、意味は国語辞典から引用した文章である。
 …それよりも、彼は未だ唖然となっているではないか。
 それが面白くて、我慢していた感情が鼻息と共に表に出てしまった。
「…ぷっ」
「?」ますます彼の表情が怪訝になる。
 …当たり前か。こんな自分でも可笑しい冗談、売れないコメディアンでも言わないだろう。
「ごめん、ちょっとからかってみたくて」
「何それ…意味分かんない」
 彼は本気で拗ねたみたいだ。不満そうな横顔はどこぞの少年と全然変わらない。
「拗ねんなよっ、冗談じゃん」
 この場には似合わないくらいの明るい声で話しかけた。すると、彼は仕方無さそうに再び振り返る。
「分かってるし」
「うん、じゃ改めてよろしくね」ソウル=イーター、と言ってやると、彼はくすりと苦笑した。
「嫌みか」
 そして、二人で笑い合った。 




 これからもそう呼んであげるよ。


 ソウル=イーター!

enど。








因みにMoraの由来は不明です
芸名とかニックネームとか
いいよね(´ω`)
もらは名前が…ニックネームつけにくい。
だから、ちゃん付けか、もらで
呼ばれてます^^;
ガンガンのネタを使ったのは初めてだったけど
楽しかったなあ☆
またやってみたいと思います♪

…まぁ、ソウル君がよくイーターで浸透できたなぁ
なんて余計な考えを述べてみる。

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